今回は星とは全く関係ない話。
飛び石連休に休みを取って、前から行きたかった呉に行ってきました。目的は大和ミュージアム。
朝広島について、そこからJR呉線の普通列車で瀬戸内の穏やかな海を見ながら移動します。単線なのですれ違いのために各駅でしばらく待ちながら約1時間で到着。

大和ミュージアムはそこから徒歩5分くらい。社会科見学なのか、中学生くらいの団体さんがいました。

大和ミュージアムといえば、まずはこの1/10サイズの模型。1/10でもでかいです。

甲板の木は、本物はヒノキ(杉だったかな?)が使ってあるのですが、1/10にすると木目が相対的に10倍になってしまうので、目の詰まった木を使っているとのこと。

15m測距儀とその上のアンテナもちゃんとあります。

46cm主砲の砲弾。一番左が九一式徹甲弾。三番目がその中身で、コレに空気抵抗を減らすための風防を被せたもののようです。二番目の赤いのが三式焼霰弾。着弾後弾子をばらまく仕組みです。一番右は長門などで使われた41cm弾。ぱっと見大きさはあまり変わらないです。

展示されているのは大和関連だけではなく、零戦とそのエンジンとか、

こちらは人間魚雷の「回天」十型試作型。ここに来る前は、なぜか京都の料亭の庭に飾られていたものだそうです。

回天に乗った特攻隊員が特攻前に録音した音声が流されていました。戦争や特攻はあってはならないものであることは当然なのですが、この音声を聞いていると、一人の若者がここまで国や民族というものを思っていることに驚かされます。そんな事考えなくてもちゃんと生きていける平和な時代・世の中に生きていることを喜ぶべきなのでしょうが・・・
こちらは特殊潜航艇「海龍」。飛行機のように羽で水中を移動するらしいです。左右に2つの魚雷を装備していますが、これも戦争末期は先端に弾頭を積んで、魚雷を撃った後自身も特攻するのに使われたとのこと。

大和ミュージアムの隣には、海上自衛隊の呉資料館、通称「てつのくじら館」があります。

入り口にどどーんと潜水艦「あきしお」が鎮座していて、実際にこの中に入ることができます。
こちらはトイレとシャワー室。小さいアパートならこれくらいのユニットバスはありそうですが、

艦長室も同じくらい。狭い・・・

こちらは操縦席。車のハンドルのようなののほかに、

潜る・曲がるくらいの単純な(?)操舵は、こんなジョイスティックでするみたいです。

潜望鏡は昼用の第一潜望鏡と夜用の第二潜望鏡(逆だったな?)の二本があります。

ものはニコン製。潜水艦全体から見たら一部品だと思いますが、兵器でも社名を入れるもんなんですね。

視界は非常にクリア。何メートルもレンズをリレーしているとは思えません。

さて、展示品の潜水艦を見た後は、本物(?)の潜水艦を見に行きます。ここからバスで15分くらいにある公園「アレイからすこじま」には潜水艦桟橋があって、すぐ近くに潜水艦が停泊しています。この日は見たところ6隻停泊していました。


というところで呉の散策はここまで。この後は来たときと同じく呉線で広島に戻ります。呉駅の発車メロディって宇宙戦艦ヤマトなんですね。知りませんでした。
で、広島ではまずお好み焼きで遅めの昼ごはん。有名店のみっちゃんで、運良くカウンター席に座れたので、3名で流れ作業のように手際よく焼いていくのを眺めながら頂きます。

その後路面電車で平和記念公園へ移動。ここに来るのは40年ぶりです。

平和記念資料館は長蛇の列で1時間待ち。でもこれを見ずには帰れません。

平和記念資料館は2019年にリニューアルされていますが、新しい展示は被爆した人となりにフォーカスしていて、これ一発で一瞬で世界が変わってしまうのが他人事でない感が出ていて非常に身につまされます。外国の方も多数いらしていましたが、これを見て各国で原爆をなくすモチベーションに少しでもなってくれればと思います。
そんなことを思いながら一周回って外に出たときには、もうとっぷり日が暮れていました。
この後はぷらぷらと広島城の方を散策しながら広島駅まで戻ります。広島護国神社にお参りした後、

広島城。元のは原爆で吹き飛んでいるので、新たに作り直したお城です。残念ながら入館時間を過ぎていたので中には入れず。次回の楽しみとしましょう。

飛び石連休に休みを取って、前から行きたかった呉に行ってきました。目的は大和ミュージアム。
朝広島について、そこからJR呉線の普通列車で瀬戸内の穏やかな海を見ながら移動します。単線なのですれ違いのために各駅でしばらく待ちながら約1時間で到着。

大和ミュージアムはそこから徒歩5分くらい。社会科見学なのか、中学生くらいの団体さんがいました。

大和ミュージアムといえば、まずはこの1/10サイズの模型。1/10でもでかいです。

甲板の木は、本物はヒノキ(杉だったかな?)が使ってあるのですが、1/10にすると木目が相対的に10倍になってしまうので、目の詰まった木を使っているとのこと。

15m測距儀とその上のアンテナもちゃんとあります。

46cm主砲の砲弾。一番左が九一式徹甲弾。三番目がその中身で、コレに空気抵抗を減らすための風防を被せたもののようです。二番目の赤いのが三式焼霰弾。着弾後弾子をばらまく仕組みです。一番右は長門などで使われた41cm弾。ぱっと見大きさはあまり変わらないです。

展示されているのは大和関連だけではなく、零戦とそのエンジンとか、

こちらは人間魚雷の「回天」十型試作型。ここに来る前は、なぜか京都の料亭の庭に飾られていたものだそうです。

回天に乗った特攻隊員が特攻前に録音した音声が流されていました。戦争や特攻はあってはならないものであることは当然なのですが、この音声を聞いていると、一人の若者がここまで国や民族というものを思っていることに驚かされます。そんな事考えなくてもちゃんと生きていける平和な時代・世の中に生きていることを喜ぶべきなのでしょうが・・・
こちらは特殊潜航艇「海龍」。飛行機のように羽で水中を移動するらしいです。左右に2つの魚雷を装備していますが、これも戦争末期は先端に弾頭を積んで、魚雷を撃った後自身も特攻するのに使われたとのこと。

大和ミュージアムの隣には、海上自衛隊の呉資料館、通称「てつのくじら館」があります。

入り口にどどーんと潜水艦「あきしお」が鎮座していて、実際にこの中に入ることができます。
こちらはトイレとシャワー室。小さいアパートならこれくらいのユニットバスはありそうですが、

艦長室も同じくらい。狭い・・・

こちらは操縦席。車のハンドルのようなののほかに、

潜る・曲がるくらいの単純な(?)操舵は、こんなジョイスティックでするみたいです。

潜望鏡は昼用の第一潜望鏡と夜用の第二潜望鏡(逆だったな?)の二本があります。

ものはニコン製。潜水艦全体から見たら一部品だと思いますが、兵器でも社名を入れるもんなんですね。

視界は非常にクリア。何メートルもレンズをリレーしているとは思えません。

さて、展示品の潜水艦を見た後は、本物(?)の潜水艦を見に行きます。ここからバスで15分くらいにある公園「アレイからすこじま」には潜水艦桟橋があって、すぐ近くに潜水艦が停泊しています。この日は見たところ6隻停泊していました。


というところで呉の散策はここまで。この後は来たときと同じく呉線で広島に戻ります。呉駅の発車メロディって宇宙戦艦ヤマトなんですね。知りませんでした。
で、広島ではまずお好み焼きで遅めの昼ごはん。有名店のみっちゃんで、運良くカウンター席に座れたので、3名で流れ作業のように手際よく焼いていくのを眺めながら頂きます。

その後路面電車で平和記念公園へ移動。ここに来るのは40年ぶりです。

平和記念資料館は長蛇の列で1時間待ち。でもこれを見ずには帰れません。

平和記念資料館は2019年にリニューアルされていますが、新しい展示は被爆した人となりにフォーカスしていて、これ一発で一瞬で世界が変わってしまうのが他人事でない感が出ていて非常に身につまされます。外国の方も多数いらしていましたが、これを見て各国で原爆をなくすモチベーションに少しでもなってくれればと思います。
そんなことを思いながら一周回って外に出たときには、もうとっぷり日が暮れていました。
この後はぷらぷらと広島城の方を散策しながら広島駅まで戻ります。広島護国神社にお参りした後、

広島城。元のは原爆で吹き飛んでいるので、新たに作り直したお城です。残念ながら入館時間を過ぎていたので中には入れず。次回の楽しみとしましょう。

コメント
コメント一覧 (2)
トラウマになりそうな写真を見た覚えがあります。
それよりも凄く遠く、電車の中で寝泊まりしたことの方が記憶にありますね(^^;
新幹線ではなかったのでそういう記憶になったんだと思います。
あと怖い写真は記憶の中で封印されたのかな?
nekomeshi312
が
しました