先日ジャンクでミノルタの古い標準レンズMD Rokkor 50mm F1.7をゲットしました。古い50mmとしては他にPentax M 50mm F1.7も持っているので、Zマウントへのアダプタをゲットして、どれくらい画質が違うか見るために、先日の星見でちょっと撮影してきました。カメラはZ50。フォーマットはAPS-Cなのでイメージサークルの中央だけ使います。なので意外と使い物になったりして、と淡い期待を持ってのテストです。
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ミノルタのMD Rokkorは発売は1979年。一方Pentax Mは1977年。若干ミノルタのほうが後です。スペックはレンズ構成は共にで5群6枚、最短撮影距離も共に同じ45cm。スペックはほぼ同じです。

フードはペンタ用のもの。フィルタ径はどちらも49mmなのでミノルタのにも使えます。

さて、では早速。撮影対象はオリオン。撮影条件はすべてISO3200 30秒。SkymemoSでガイドしています。撮影中に薄雲がかかったため、一部霞んでいたり背景が明るくなったりしています。
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まずはペンタックスから。
●開放 F1.7。中心はかなりぽわぽわで、周辺は立派な鳥の羽が見えます。ライブビューではかなり明確な青ハロが見えていました。
P_F1.7

●F2.4 半段絞ると中心は途端にシャキッとします。周辺も鳥の羽状の収差は減って、放射状に流れる収差がメインになります。
P_F2.3

●F2.8 そこから絞っていくと順当に周辺の収差が減っていき、
P_F2.8

●F3.5
P_F3.5

●F4 ここまで絞ると周辺もだいぶ点に近くなります。
P_F4

続いてミノルタ。
・開放 中心も周辺もすごい収差です。中心は色ハロは少ないですがペンタ以上にポワポワで、周辺の鳥の羽状の収差もひどいです。色ハロが少ないというよりは球面収差に紛れてわからない、って感じでしょうか。
M_F1.7

●F2.4 半段絞ると若干シャープになりますが、あまり変わらない印象です。
M_F2.3

●F2.8 ここまで絞るといきなりシャープになります。中心も周辺もペンタックスを追い抜きます。
M_F2.8

●F3.5 そこから半段絞ってもあまり変わらない印象で、またペンタックスに抜かれますが、
M_F3.5

F4 でまた急に画質が良くなります。ペンタックスより良さそう。
M_F4

というわけでオールド標準レンズ対決は、絞りが開いているときはペンタックスのほうがずっと画質が良いですが、F4まで絞ると逆にミノルタのほうが良くなる、という結果でした。ミノルタのF4の画質ならまぁ使えるのではないでしょうか。

とはいえAPS-Cのミラーレス用50mmレンズは中華から安いのがいっぱい出ていて、ここまで絞ってオールドレンズを使う意味はあるのか?という根本的な課題はありますが(笑)、