自分の主力の望遠鏡25cmのニュートンSE250NはNJPに乗せて使っていますが、このNJPの三脚にはMeadのLX200用の三脚を使っています。Φ50のスチールパイプで長さは約90cm。これにコスモ工房さんで作ってもらったNJPへの変換アダプタと、テレスコ工房さんの回転装置を介してNJPを載せています。
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このLX200用の三脚は割と丈夫でいいのですが、これは元々シュミカセ用の三脚なので、25cmニュートンに使うには長すぎです。フードを付けると鏡筒の先に手が届かず、バーチノフマスクの取り付けに難儀しますし、風があるときに車を壁にしても、車の屋根の上に鏡筒が出てしまって風よけになりません。

NJPに使える三脚はいずれも値段が高くとても手が出ません。ヤフオクで時々純正木脚が出ることがあるのでそれを手に入れるのが一番手軽ですが、せっかくなら作ってしまおう、というのが今回の計画です。


取り急ぎ設計してみるとこんな感じ。三脚のベースとなる赤道儀との接合部はXL200用のをそのまま使い、足だけ木に交換します。開き止めは丈夫目の蝶番と金属のバーを使うことにします。
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足は長さは700mm、厚み40mm。幅はLX200の足の取付部の幅が88mmなので140mmにしました。これでNJPの取付部までの高さは約660mm。LX200の三脚と比べて15cmくらい低くなります。

加工のためのジグソーは昨年のうちに購入しておきました。木材は昨年注文したのがようやく届きました。無垢のホワイトアッシュ。野球のバットなんかに使われる硬い木で、高級三脚にもよく使われる木材です。
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さて、ちゃんと作れるかな???まぁ失敗したら元のスチール三脚に戻すだけなので気は楽です。