梅雨が明けてようやく新月期。ということで遠征してきました。暑いので標高の高いところに避暑に行きたいところですが、SCWを見ると富士山の西側に雨雲が。ということでいつものように房総の某ダムへ行くことにしました。

19時頃到着して、機材の組み立て。NJPのオーバホールはまだ返ってきていないのでSE250Nは今回もお留守番。BKP130+GPD と Samyang135mm + SkymemoSのお手軽機材です。
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現場にはたくさんの同業者の方がいらっしゃいました。撮影を開始してから挨拶にお邪魔したら、星☆クラブ横浜のメンバーの方々とのこと。お話を伺うと、いつもBlogを読ませていただいている方でびっくり。またその方も自分のBlogを見ていただいていたようで、嬉しい限りです(^^)。

星☆クラブ横浜では8/10に横浜の山下公園で観望会をされるとのことで、天気が良ければ自分も見に行こうと思います。


40cmドブを持ってこられている方がいらしたので、コレで色々見せていただきました。この日はシーングが良くて、M22のつぶつぶは最高でした。OIIIフィルタを入れて見た網状星雲も良かったですね。こういうのを見ると大口径が欲しくなりますが、もうコレ以上うちの軽自動車には乗りません。
いや~危険が危ない(笑)。

さて、薄明の終了は20:20頃。薄明が終わる頃に天の川が南中するので、まだ夏の天体も狙えます。ということでまずは夏の天体から。

BKP130でははくちょう座のチューリップ星雲sh2-101を狙います。D5500(HKIR)+Meyonコマコレ +AstroLPR Type1 ISO3200 2分x54枚。チューリップ星雲単体を狙うには焦点距離が短いので、その周囲にある散光星雲も一緒に入れてみました。
チューリップ3-DeNoiseAI-standard3M

Samyangでは、ちょうど南中していた彼岸花星雲NGC6357と出目金星雲NGC6334を一緒に狙います。南の低いところに゙光害があって、ちょっと緑被りしてしまいました。
Samyang 135mm F2->2.8  D5300(HKIR) ISO3200 30秒x180枚。

焦点距離が短めなので、ちょうど暗黒帯の中に星雲が浮かんでいるのがよくわかります。
彼岸花-DeNoiseAI-low-light4M

続いてたて座のスタークラウド。撮影条件は彼岸花と同じ。まぁなにかスペシャルな天体があるわけではないですが、中央やや右にM11、下の方にM26がいます。
たて座スタークラウド_01M

SkymemoSでガイドしていますが、このレンズには放ったらかしではちょっと追尾精度不足なようだったので、今回はオートガイドを使いました。
無題

オートガイダと5cmのファインダを改造したガイド鏡は10年くらい前に作ったもの。コレをジャンク箱から引っ張り出して使ってみましたが、ちゃんと動いてびっくり。オートガイド機能しかないシンプルなものなのでお手軽でいいです。
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