近所の公園で土星食を撮ってきました。先週リハーサルをしたときは10cm F10ニュートンを使ってみましたが、カメラの解像度が低くて意味無し、とう言うことがわかってどうしようかと思っていました。そんなときにちょうどニコンのP1000を借りられたので、そちらを使うことにしました。

こんなふうにSkywatcherのMAK90とP1000をGPDに乗せています。
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メインの位置にMAK90を乗せて、P1000は微動雲台+自由雲台で向きを調整できるようにしています。自由雲台を使っているのは、構図をランドスケープにするため。

P1000は4K撮影時はデジタルズームで10500mm相当まで焦点距離を伸ばせるので、当初はP1000を拡大、MAK90で月全体を撮ろうと思っていました。が、撮影場所に来てみると、風が強くて微動雲台+自由雲台を経由して乗せているP1000はぶれまくりで、とてもアップには耐えられなさそう。
ということでアップはMAK90に2x+1.4xテレコンを使って、焦点距離を3,750mm、フルサイズ換算5,600mmで撮影することにしました。Fが42まで暗くなるので、ISOを4000まで上げて撮っています。
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ちなみに2xのテレコンは、先日品川の松坂屋カメラで、ジャンク\300でゲットしたもの(笑)。早速活躍しています。

というわけで撮れた動画がこちら。まずは潜入から。
こちらはMAK90の動画。4Kで撮影して、FHD相当にクロップしています。ゴーゴー言う風の音が録音されていて、それに合わせて視野がぶれてしまいました。


こちらはP1000。デジタルズームなしのテレ端(3,000mm相当)で撮影しています。こちらはずーっとぶれ続けていて、見ていると酔いそう(笑)。


潜入の様子は、カメラの液晶画面だと小さくてよくわかりませんでした。眼視用の望遠鏡も持ってくればよかった。

無事潜入が見届けられたところで、出現まで40分ほどあります。風のせいもあってとても寒いので、車の中であったかいお茶を飲みながら待機します。
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さて、続いて出現。同じくMAK90から。


続いてP1000。自由雲台がの締め方が足らなかったのか土星の位置が左にズレてしまっていたので微動雲台を調整しましたが、このときにはすでに土星が見えているのに気づかなかったf^^;



とりあえず、ま、撮影できてよかった。それにしても寒かった・・・昨日のまちかど観望会で学習してフリース&ダウンを着ていったのそれでも寒い(*.*)。