天城高原での星見の後、ちょっと仮眠して目が覚めると抜けるような青空! 
GWのど真ん中の伊豆。通常ならどこへ行くにも渋滞は避けられない状況ですが、早朝にすでに伊豆にいるとうチャンスを逃すわけには行きません。

去年のGWも天城に来ていて、そのときは大室山に行きましたが、今年はさてどこに行こう???

このいい天気だと、十国峠から景色は最高でしょう。でも時間を間違えると渋滞にハマりそう。
早朝から入れるところに寄りつつ、渋滞に巻き込まれる前に帰宅したいところです。

ということで、最初の行き先は萬城の滝経由筏場のわさび田に決定。ここなら何時でもOK。

萬城の滝に到着。広々としたきれいな駐車場が用意されています。
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ここから徒歩数分で滝に到着。いや~迫力満点です。
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萬城の滝は伊豆半島のちょうど真ん中あたり、狩野川の支流にある滝で、高さ6m。柱状の溶岩の上から水が落ちてきます。多分昨日の大雨で、いつもより水量が多いんじゃないかと思います。

朝のひんやりとした空気の中でさらに水しぶきがかかって寒い(笑)。
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以前はこの滝の裏を歩けたらしいのですが、崩落のおそれがあるため閉鎖されてしまったとのこと。残念。

ハート形をした岩があって、記念写真を撮るための台が用意されていました。おっさんがポーズを取っても気持ち悪いだけなので、岩単体で写真を撮っておきます。
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上流には川の側を散策する小道が用意されています。ここはちょうど滝の真上です。
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ここから川に沿って、約30分の散歩。ここにもわさび田があったり。
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新緑がきれいで、朝の清々しい空気と合わせて気持ちいい(^^)。
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続いて筏場のわさび田に移動。車で10分程です。わさび田のすぐ横に駐車場があります。駐車場と言っても農家の方の作業のための駐車場に止めさせていただく形なので、長時間の駐車は禁止です。

段々畑状にわさびの葉っぱがずっっと奥まで続いています。いやー、これは圧巻。
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下流の方は、日よけの覆いがかかっています。こっちも終りが見えません。
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総面積は14.7haとのこと。東京ドーム3枚分ちょっとらしいです。つってもいまいちピンときませんが(笑)。
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だいぶ良い時間になってきたので、韮山反射炉に移動します。車で約50分。
韮山反射炉は江戸末期に大砲を作るために建設された施設で、溶鉱炉と大砲の加工設備の両方を持っていました。そばを流れる古川の水流で水車を回して、砲身の加工などをしたらしいです。お台場にある台場に設置された大砲も、ここで作られたそうです。
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もともとは下田に作る予定だったのが、ペリー艦隊の水兵が予定地に忍び込んだのがわかって、急遽ここに移転したとか(笑)。

こちらはその構造。正面の長い煙突から煙を排出することで多くの空気を取り込んで温度を上げる構造です。
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反射炉といってもニュートン反射とは全く関係なく(笑)、煙突の右下にあるドーム状の釜の右側で火を焚き、その熱をドームの内側で左側に反射させて鉄を溶かすらしいです。そう言われると、ドームの形が軸外しのパラボラに見えてきます(笑)。

反射炉の隣に茶畑があって、そこからの眺めが最高です。天気がいいので富士山と反射炉を一緒に眺められました。
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で、ここから近くのめんたいパークでお土産の明太子を買って、
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十国峠に移動。時間はちょうどお昼頃。下りは大渋滞になっていましたが、上りはスカスカ。天気が良くてドライブが気持ちいいです(^^)
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ケーブルカーで上に上がります。(これは下りの写真ですがf^^)
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十国峠の由来は、ここから周辺の十の国(伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃)が見渡せたことから。左に見えているのが駿河湾なので、駿河、遠江あたりが見えています。
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富士山もバッチリです(これは峠の下の森の駅から撮影)。
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ハイキングコースもあるみたいです。これだけ天気がいいとハイキングも楽しそうですが、遅くなると帰りの渋滞に巻き込まれそうなので、後は大人しく帰ります。

帰宅した後の片付けがめんどくさいんだよなー。機材は夜露でベタベタだし・・・