うちには使わなくなったラズパイ3が何個か転がっています。今の最新のラズパイは5ですが、5は電気喰い過ぎなので自分はラズパイ4をメインで使っています。で、その前に使っていたラズパイ3が余っているわけですが、軽い処理なら3でも十分なはず。

ということで引っ張り出してみたものの、indi編集用のVS Codeとアプリケーション編集用のQtCreatorを立ち上げると、Swapに行って返ってきませんf^^;  CPUもそうですが、メモリが1GBしか乗っていないのがつらい。

せめてVS Codeだけでもリモートで繋げられたらメモリは空くでしょ、ということでやりかたを調べてみました。

そしたらちゃんとできますね。こちらに全て書いてありました。


ということでホントにできるかやってみます。ってもここに書かれていることをトレースしただけf^^;

まずはラズパイ側をsshが使えるように設定。これのやり方は省略。

続いてPC側。PC側にVS Codeをインストールして、次はプラグインのインストールです。

「remote development」で検索して最初に出てきたのを インストールします。
スクリーンショット 2025-06-14 124730

続いて
c:\Users\ユーザ名\.ssh\config 
というファイルを作ってエディタで開き、

Host 接続を識別する好きな文字列
    HostName 接続するIP address
    User ラズパイにログインするユーザ名
    Port 22   

を書いて保存します。

プラグインをインストールすると、VSCodeの左端にアイコンが追加されますので、このアイコンを選びます。


スクリーンショット 2025-06-14 125326

で、右上の「Remotes (Tunnels/SSH)」を選択すると、先程configに書いた接続先が下に表示されますので、その右のアイコンを押せば接続開始です。

接続を開始すると、新しいVSCodeのウインドウが開いて接続先のOSの選択が出てきますので、Linuxを選びます。
スクリーンショット 2025-06-14 125809

続いてパスワードを入力。
スクリーンショット 2025-06-14 130016

接続が完了完了したら、後はいつもの使い方と同じ。Open Folderを選ぶと、ラズパイ側のフォルダが表示されます。

スクリーンショット 2025-06-14 130117

フォルダを開くときに、なぜかもう一度パスワードを聞かれるので入力すると、
スクリーンショット 2025-06-14 130350

このように普通に編集できるようになります。

スクリーンショット 2025-06-14 130516

もちろんterminalもラズパイ側になっています。
スクリーンショット 2025-06-14 130628

こりゃ便利ですね(^^)。


ただ、
RSA host key for xxxxx has changed and you have requested strict checking.」
というエラーが出て接続ができないことがあります。 理由はエラーメッセージの通り ホスト鍵が変わってしまったため。IPアドレスは同じだけど端末が変わったとか、OSを入れ直したとか、そういうのが理由です。

その場合はホスト鍵の記録を消してやればOK。コマンドプロンプトで

「ssh-keygen -R 鍵を消したいIPアドレス」

でOK。
詳細はこちらが詳しいです。