今年のGWは、里帰りしたついでにトヨタ産業技術記念館に行ってきました。昔名古屋には結構長いこと住んでいたのですが、実は存在自体知らなかったという・・・元名古屋市民としては恥ずかしい状況(笑)。

トヨタ産業技術記念館はトヨタが自動車事業に参入した創業の地に建てられていて、場所は名古屋駅から徒歩20分ほどのところ。その隣には食器で有名なノリタケがあってノリタケの森というきれいな公園になっています。名古屋駅から歩いていく途中則武という地名を見て、それで社名がノリタケなのか、今更ながら気付いた次第。町を歩くと色々気づきがあります。
さて、トヨタ産業技術記念館の中は、豊田茂吉が創業した織物に関する繊維機械館とその長男豊田喜一郎創業の自動車館の2つから構成されていて、自動車館では創業当時の工場が再現されているとのこと。
チケットを買って中に入ると、円筒型の巨大が織り機がお出迎え。実用化には至らなかったものの、この環状織り機は織り機の課題である騒音や効率などを解決するために突き詰めた、ものづくりのシンボルとして展示されているそうです。

さて、織物は綿から糸を作る工程と、糸から布を織る工程があります。まずは糸を作る工程から。そもそも綿花からどのように糸にするのか、昔の機械を見ながら工程のお勉強です。
こちらはその工程図。右から左に工程が流れます。右から半分以上を占めているのが綿花から板状の綿を作る工程で、残りがそれを糸にする工程です。

やっていることは、綿花を叩いて繊維をほぐして、種なんかのゴミを取っています。こちらが昔の装置。こんな風に綿の板がロール状に巻かれます。

装置には豊田自動織機の社名が入っています。この時代はまだトヨタではなくトヨダですね。

続いてこのロール状の綿から、スライバという太い綿の紐にする工程、

その紐を複数引っ張りつつ束ねて、太さの揃ったスライバを作る練条という工程、

そのスライバを撚りつつ伸ばして太い糸(粗糸)を作る工程、

で最後、糸にする工程。

こちらにも自動織機の社名が入っています。なんかかっこいい(^^)。

でこれらが最新の機械だとこうなります。
まずは練条機。

粗糸を作る粗紡機、

最後糸を作る装置。

粗紡機は今年リリースの最新機です。というか、豊田自動織機って織機というのは名前だけで車を作っている会社かと思っていたら、織機も作っていたんですね。知らなかった。
糸ができたら続いて織る工程。
こちらは鶴の恩返しでも出てくる昔の織り機で、縦糸を交互に上下に上げ下げしながら、布の上に乗っているシャトルを往復させて、糸を通したところをトントンと押さえて布を織っていきます。糸を押さこのやり方は今も同じで、それをどのように自動化するのかが課題。

当然自動化するだけでなくて、トラブル対応も重要で、たとえばこれ。クリップみたいなのがズラッと並んでいますが、一つ一つに縦糸が通っていて、縦糸が切れるとそのクリップが下に落ちて機械を止める仕組みです。これは糸を通すだけでも大変そうです。

他にも一つ一つの自動化、トラブル対応の工夫が展示されていて面白いです。こちらは横糸をシャトルで通すのではなくエアで送る仕組みで、今の主流らしいです。往復させるのではなく、一方に送って糸を切る、また送って糸を切るの繰り返し。

こちらは横糸の色を一本一本変えて、好きな模様を織れる織り機。天井には模様に合わせて縦糸を制御する装置があります。

ここまででボリューム満点で、入ってからすでに2時間経っていました。
ここからは自動車館。創業当時を再現した工場を見た後、

車のいろんな技術の変遷のお勉強。こちらはハイブリッドシステム。左は東京モーターショウで展示されたコンセプトカーのパワートレインで、このときはバッテリではなくキャパシタに充電していました。

右が初代プリウスのパワートレインで、バッテリはニッケル水素。見た目は似ていますが、バッテリだけでなく、システムが全く別物になっているそうです。
こちらは3代目プリウスと4代目プリウス。3代目までニッケル水素を使っていたんですね。

パワートレインのようにボンネットを開けると一般ユーザでもわかるものだけでなく、裏方の技術も展示されています。こちらは衝突安全性を確保するGOA。

ボディの構造だけでなく、試験のためのダミーも目的に合わせて進化しています。

隣には旧車がいっぱい。最初の量産車AA型や、

カローラ。そういえば子供の時に乗ったことがあるような。所有していたのか借りてきたのかはわかりませんが。

2000GTも当然あります。初めて作ったプラモデルがこれでした。

まぁ旧車を見るなら長久手のトヨタ博物館のほうが、たくさん展示されていますね。
この自動車館での見どころは、やっぱり生産設備が動いているところを見られることですね。
こちらは2500トンの鍛造装置。

これが目の前でガッシャンガッシャン動いています。機械油の匂いもして、迫力満点!。
クランクシャフトも丸棒から2回の鍛造と型抜きで出来上がり。

で、シャフトの精度がいる部分を切削します。
位置がズレた2本の軸は、普通にクランクシャフトを回しながら切削工具を一緒に動かして一度に削るんですね。へーーー。
圧巻はこれでしょうか。複数の種類の車体を同じラインで組み立てるフレキシブルボディライン。
これは4代目プリウスを組み立てるラインを模したものとのことですが、5台のロボットアームがうねうね動きながら溶接していくのを見るとホントもう
おらワクワクすっぞ!
以外でも何物でもないです(^^)。
結局自動車館も2時間いて、合計4時間。 もともとは2時間位見学してからスコーピオさんに行って望遠鏡を見てこようと思っていたのですが、完全に時間が無くなってしまいました(笑)。
11時くらいに入館しましたが、お昼ゴハンも食べずにずっと見ていました。名古屋駅に戻ってお昼を食べたいところですが、戻ると予約した新幹線の時間が迫っています。
時間がないのでちゃっちゃと食べられるもの&お昼もだいぶ過ぎているのであまり重くないもの、で名古屋ローカル、ということで寿がきやのラーメンをかっこんで新幹線に飛び乗って帰ってきました。
いや~、超満足。

トヨタ産業技術記念館はトヨタが自動車事業に参入した創業の地に建てられていて、場所は名古屋駅から徒歩20分ほどのところ。その隣には食器で有名なノリタケがあってノリタケの森というきれいな公園になっています。名古屋駅から歩いていく途中則武という地名を見て、それで社名がノリタケなのか、今更ながら気付いた次第。町を歩くと色々気づきがあります。
さて、トヨタ産業技術記念館の中は、豊田茂吉が創業した織物に関する繊維機械館とその長男豊田喜一郎創業の自動車館の2つから構成されていて、自動車館では創業当時の工場が再現されているとのこと。
チケットを買って中に入ると、円筒型の巨大が織り機がお出迎え。実用化には至らなかったものの、この環状織り機は織り機の課題である騒音や効率などを解決するために突き詰めた、ものづくりのシンボルとして展示されているそうです。

さて、織物は綿から糸を作る工程と、糸から布を織る工程があります。まずは糸を作る工程から。そもそも綿花からどのように糸にするのか、昔の機械を見ながら工程のお勉強です。
こちらはその工程図。右から左に工程が流れます。右から半分以上を占めているのが綿花から板状の綿を作る工程で、残りがそれを糸にする工程です。

やっていることは、綿花を叩いて繊維をほぐして、種なんかのゴミを取っています。こちらが昔の装置。こんな風に綿の板がロール状に巻かれます。

装置には豊田自動織機の社名が入っています。この時代はまだトヨタではなくトヨダですね。

続いてこのロール状の綿から、スライバという太い綿の紐にする工程、

その紐を複数引っ張りつつ束ねて、太さの揃ったスライバを作る練条という工程、

そのスライバを撚りつつ伸ばして太い糸(粗糸)を作る工程、

で最後、糸にする工程。

こちらにも自動織機の社名が入っています。なんかかっこいい(^^)。

でこれらが最新の機械だとこうなります。
まずは練条機。

粗糸を作る粗紡機、

最後糸を作る装置。

粗紡機は今年リリースの最新機です。というか、豊田自動織機って織機というのは名前だけで車を作っている会社かと思っていたら、織機も作っていたんですね。知らなかった。
糸ができたら続いて織る工程。
こちらは鶴の恩返しでも出てくる昔の織り機で、縦糸を交互に上下に上げ下げしながら、布の上に乗っているシャトルを往復させて、糸を通したところをトントンと押さえて布を織っていきます。糸を押さこのやり方は今も同じで、それをどのように自動化するのかが課題。

当然自動化するだけでなくて、トラブル対応も重要で、たとえばこれ。クリップみたいなのがズラッと並んでいますが、一つ一つに縦糸が通っていて、縦糸が切れるとそのクリップが下に落ちて機械を止める仕組みです。これは糸を通すだけでも大変そうです。

他にも一つ一つの自動化、トラブル対応の工夫が展示されていて面白いです。こちらは横糸をシャトルで通すのではなくエアで送る仕組みで、今の主流らしいです。往復させるのではなく、一方に送って糸を切る、また送って糸を切るの繰り返し。

こちらは横糸の色を一本一本変えて、好きな模様を織れる織り機。天井には模様に合わせて縦糸を制御する装置があります。

ここまででボリューム満点で、入ってからすでに2時間経っていました。
ここからは自動車館。創業当時を再現した工場を見た後、

車のいろんな技術の変遷のお勉強。こちらはハイブリッドシステム。左は東京モーターショウで展示されたコンセプトカーのパワートレインで、このときはバッテリではなくキャパシタに充電していました。

右が初代プリウスのパワートレインで、バッテリはニッケル水素。見た目は似ていますが、バッテリだけでなく、システムが全く別物になっているそうです。
こちらは3代目プリウスと4代目プリウス。3代目までニッケル水素を使っていたんですね。

パワートレインのようにボンネットを開けると一般ユーザでもわかるものだけでなく、裏方の技術も展示されています。こちらは衝突安全性を確保するGOA。

ボディの構造だけでなく、試験のためのダミーも目的に合わせて進化しています。

隣には旧車がいっぱい。最初の量産車AA型や、

カローラ。そういえば子供の時に乗ったことがあるような。所有していたのか借りてきたのかはわかりませんが。

2000GTも当然あります。初めて作ったプラモデルがこれでした。

まぁ旧車を見るなら長久手のトヨタ博物館のほうが、たくさん展示されていますね。
この自動車館での見どころは、やっぱり生産設備が動いているところを見られることですね。
こちらは2500トンの鍛造装置。

これが目の前でガッシャンガッシャン動いています。機械油の匂いもして、迫力満点!。
クランクシャフトも丸棒から2回の鍛造と型抜きで出来上がり。

で、シャフトの精度がいる部分を切削します。
位置がズレた2本の軸は、普通にクランクシャフトを回しながら切削工具を一緒に動かして一度に削るんですね。へーーー。
圧巻はこれでしょうか。複数の種類の車体を同じラインで組み立てるフレキシブルボディライン。
これは4代目プリウスを組み立てるラインを模したものとのことですが、5台のロボットアームがうねうね動きながら溶接していくのを見るとホントもう
おらワクワクすっぞ!
以外でも何物でもないです(^^)。
結局自動車館も2時間いて、合計4時間。 もともとは2時間位見学してからスコーピオさんに行って望遠鏡を見てこようと思っていたのですが、完全に時間が無くなってしまいました(笑)。
11時くらいに入館しましたが、お昼ゴハンも食べずにずっと見ていました。名古屋駅に戻ってお昼を食べたいところですが、戻ると予約した新幹線の時間が迫っています。
時間がないのでちゃっちゃと食べられるもの&お昼もだいぶ過ぎているのであまり重くないもの、で名古屋ローカル、ということで寿がきやのラーメンをかっこんで新幹線に飛び乗って帰ってきました。
いや~、超満足。
コメント
コメント一覧 (2)
自分もモノ作りが好きなので、こういうところに行ったらたっぷり時間を使っちゃうだろうなと思います。
残念ながらトヨタの車を所有したことはありませんが、機会があったら見に行きたいですね。
寿がきやのラーメンは本場だと味が違ったりするんですかね?
こちらでは2系統のお店があり、自分が思う味はショッピングモールなどのテナントで入っているお店の味が好きですね。
子供の頃、地元デパートのヤオハンにあった寿がきやの味で懐かしい味です♪
nekomeshi312
が
しました