先週末の星見でNJPのオートガイドを切って撮影したら、追尾がピョコピョコずれていくのが見られたので、どんなズレなのかちょっと見てみます。
まずはpythonで適当にスクリプトを組んで、星の位置を記録。
それをプロットしたのがこちら。ピンクが赤経、青が赤緯、というか画面の縦と横。青が微妙に右に上がっているということは、視野の向きが南北から若干ずれている、ということ。まぁ今回は誤差ということで。
横軸は経過時間。露出30秒、インターバル1秒。計31秒を178枚撮影しています。縦軸は追尾ズレで単位は秒角。5500秒ほどで約130秒角赤経方向にずれたことになります。これは精度にすると約0.16%。こちらによると温度補償のない水晶発振子の精度は0.01~0.001%くらいらしいので、ひとけた以上大きいですね。どこか計算間違えているっぽいです。
で、ソースを見たら日周運動一日360°で計算していましたorz... なんかのときにデバッグで入れてみて消すの忘れていたみたいです。でもこれだと0.27%以上ずれるはず。なんか計算合わないなー。
気を取り直して、この定常的にずれていく分を引いたのがこちら。
周期的にぴょんぴょん飛んでいるのがわかります。間隔は372秒。NJPの赤経のギア比は240:1なので、ウォームギア一周360秒。なのでちょうどこれがいわゆるピリオディックモーションですね。振幅は±5秒といったところでしょうか。ちょっと大きいかな。形も正弦波っぽくないのでギアが傷んでいるかもしれません。まぁ古いしオーバホールに出したらいくら掛かるかわからないので、このまま使います。
もう一つ気になるのは大きなうねりのようなズレ。周期は45分くらいでしょうか。この大きなズレはなんだろう・・まぁちゃんとオートガイドすれば関係ないんですけどね。
まずはpythonで適当にスクリプトを組んで、星の位置を記録。
それをプロットしたのがこちら。ピンクが赤経、青が赤緯、というか画面の縦と横。青が微妙に右に上がっているということは、視野の向きが南北から若干ずれている、ということ。まぁ今回は誤差ということで。
横軸は経過時間。露出30秒、インターバル1秒。計31秒を178枚撮影しています。縦軸は追尾ズレで単位は秒角。5500秒ほどで約130秒角赤経方向にずれたことになります。これは精度にすると約0.16%。こちらによると温度補償のない水晶発振子の精度は0.01~0.001%くらいらしいので、ひとけた以上大きいですね。どこか計算間違えているっぽいです。
で、ソースを見たら日周運動一日360°で計算していましたorz... なんかのときにデバッグで入れてみて消すの忘れていたみたいです。でもこれだと0.27%以上ずれるはず。なんか計算合わないなー。
気を取り直して、この定常的にずれていく分を引いたのがこちら。
周期的にぴょんぴょん飛んでいるのがわかります。間隔は372秒。NJPの赤経のギア比は240:1なので、ウォームギア一周360秒。なのでちょうどこれがいわゆるピリオディックモーションですね。振幅は±5秒といったところでしょうか。ちょっと大きいかな。形も正弦波っぽくないのでギアが傷んでいるかもしれません。まぁ古いしオーバホールに出したらいくら掛かるかわからないので、このまま使います。
もう一つ気になるのは大きなうねりのようなズレ。周期は45分くらいでしょうか。この大きなズレはなんだろう・・まぁちゃんとオートガイドすれば関係ないんですけどね。
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