先日の撮影でNJPの自動追尾がとても調子悪くてほったらかしガイドに切り替えましたが、赤経のベルトがゆるくてモータのレスポンスがちゃんと伝わっていないのか、と思い、ベルトを締めてみます。

カバーを開けて、
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長穴で固定しているネジを緩めます。
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で、ドライバーでモータをウォームギアから離れる方向にギュッとずらしてさっきのネジを締めます。ネジの頭を抑えながらナットを締めるので、ドライバを押しながらだと腕が三本ほしいww。
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だいぶきつくなりました。が正直どこまできつくすればよいのかわかりません。ミスミのサイトを見ると適切なテンションの計算方法が載っていますが、はかりを持っていないのでたわみ荷重を測れません。なんか代わりのものないかな。
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こちらのサイトによると、NJPであまりベルトのテンションを掛けるとウォームギアが歪む、って書いてあるし。まぁとりあえずこれくらいでやってみましょう。


ついで(?)に、ウェイト軸固定部のキャップを3Dプリンタで作成。以前はABSで作っていたのですが、割れてしまったので今度はPETGで。
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これがないと、ウェイトシャフトを外したときにシャフト固定ネジの油で汚れてしまうのです。
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うん、ぴったし。

2020/10/31 追記
測ってみました。カメラde遊ingさんのアドバイスも考えましたが、NJPを上向ける事ができず断念。誤差があること承知で、無理やり横に引っ張ってみました。

上記のミスミのサイトに従って、引っ張る荷重とたわみ量を計算します。このNJPの場合、スパンの長さが55mm ベルトの長さが186mm ベルトのタイプが2GTなので
たわみ量:0.88mm
荷重:1.59N = 160g
となりました。
大体160gになるように引っ張ってみましたが・・・
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0.88mmなんて、わからん!!。ベルトの厚みくらいはたわんでいるように見えるので、見た目そんなには外していないっぽいです。ということは前回はだいぶゆるゆるだったってことですかね。