先日トキナー AT-X 11-20 PRO DXを入手しましたが、色々記事を見ていると、結構片ボケしている個体があるらしい、ということで自分のがどうか確認してみます。月が大きくて星は見えないので、夜景で確認。こんな景色です。
四隅を見てみます。中央でピントを合わせて、フォーカスをずらさずに上下にカメラを振って撮影したもの。同心円方向のコマが見られます。右側はほぼ同心円方向の収差のみ、左側は同心円・放射両方向見られますが同心円方向の収差が優勢という感じで、片ボケしているといえばそうですが、そもそもF2.8通しで新品でも4.5諭吉くらいで買えるズームレンズですから、まぁこれぐらいの差はしたがないですかね。
ただ非点収差でサジタルコマが大きいので、ピントの位置を変えてみます。この動画はフォーカスを変えたときの画面右上の像を拡大したもの。非点収差がフォーカス送りで変わるのがわかります。
こちらはちょっとサジタルコマが小さくなるようにピントを変えてみたもの。周辺像はちょっと良くなっていますが、中央はピントが甘いですね。当たり前ですが。画像を縮小して使う前提ならこのような方法もあるかもしれません。
では絞ってみると?非点収差が大きい画面右の上隅、下隅をF2.8とF4とで比べてみます。F4まで絞るとだいぶ非点数差が目立たなくなります。星だとどんなふうに見えるかわかりませんが、少なくとも夜景ではF4まで絞れば収差は気にしなくて良さそうです。
四隅を見てみます。中央でピントを合わせて、フォーカスをずらさずに上下にカメラを振って撮影したもの。同心円方向のコマが見られます。右側はほぼ同心円方向の収差のみ、左側は同心円・放射両方向見られますが同心円方向の収差が優勢という感じで、片ボケしているといえばそうですが、そもそもF2.8通しで新品でも4.5諭吉くらいで買えるズームレンズですから、まぁこれぐらいの差はしたがないですかね。
ただ非点収差でサジタルコマが大きいので、ピントの位置を変えてみます。この動画はフォーカスを変えたときの画面右上の像を拡大したもの。非点収差がフォーカス送りで変わるのがわかります。
こちらはちょっとサジタルコマが小さくなるようにピントを変えてみたもの。周辺像はちょっと良くなっていますが、中央はピントが甘いですね。当たり前ですが。画像を縮小して使う前提ならこのような方法もあるかもしれません。
では絞ってみると?非点収差が大きい画面右の上隅、下隅をF2.8とF4とで比べてみます。F4まで絞るとだいぶ非点数差が目立たなくなります。星だとどんなふうに見えるかわかりませんが、少なくとも夜景ではF4まで絞れば収差は気にしなくて良さそうです。
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